English/Japanese
飯野研究室のホームページ

トップページ メンバー 研究内容 研究発表 研究試料 研究室に参加する方法 リンク アクセス

- 研究目的 -

行動の分子レベルでの理解のために

- 研究紹介 -
線虫の感覚受容のメカニズムの解明

化学走性行動のメカニズムの解析

連合学習の解析

嗅覚順応の解析



神経回路の働きの解析

特定の神経細胞の遺伝子発現の解析



- 線虫の説明 -
線虫をよく知らない方は
こちらを参照して下さい。


線虫って何?

線虫を用いた分子遺伝学

線虫の神経

線虫キーワード索引


線虫の遺伝学入門 〜線虫を使うことで、どのようなことが調べられるのか知りたい方へ〜

 当研究室は遺伝子実験施設に所属していますが、その専攻内容は線虫を用いた分子遺伝学(molecular genetics)、もしくは行動遺伝学 (behavioral genetics)です。
 線虫を遺伝学で用いる利点は、まずその世代が短いことです。わずか4日程度で卵から成虫まで成長します。そして、線虫は雌雄同体(hermaphrodite)雄(male) という2つの性が存在し、雌雄同体は雄がいなくても、単独で卵を100個体以上、産むことができます。さらに、線虫に対して人為的に薬剤処理を行うことで、遺伝子に傷をつける、すなわち変異を与えることで疾患生物を作製することが技術的に可能です。もちろん、それらの個体も致死(lethal)・不稔(sterile) (=子供を産まない)などでなければ、数日飼育することで、たくさん増やすことも可能になります。
 このような遺伝学のアプローチは、大きく2つに分類することができます。順遺伝学的方法論(forward genetics approach)逆遺伝学的方法論 (reverse genetics approach)です。順遺伝学な手法とは形質から入っていくもので、変異原処理を行いランダムに変異体(mutant) を作製した後、何か目的の異常、つまり表現型(phenotype)を示す個体を探し出してきて解析していく方法です。それに対して逆遺伝学的方法論とは、遺伝子を担っているタンパク質、もしくはそれをコードしているDNAといった分子のレベルから始める方法論で、まず特定の遺伝子を狙って、その機能を損傷させます。その結果、どのような異常表現型を示す個体が現れてくるかを観察するのです。以下はその両手法について具体的に説明します。
(池田大祐、山田康嗣)

(1)順遺伝学
(2)逆遺伝学
(3)機能解析過程における遺伝学的方法論


--- アンケートにご協力ください。---

このページの内容は:
よく分かった  まあまあ分かった よくわからない 説明が足りない

内容は面白そうだと思う もっと詳しく知りたい 自分には関係ない あまり興味がない やっても意味ない
(以下の記入のない方)

質問等がありましたらどうぞ。

返信が必要な場合の返信用e-mailアドレス